FXで利益を上げるには、相場の先行きを予測しなくてはならず、その為には「なぜ為替が動くのか」
を知らなくてはいけません。一般に経済力など国力の強い国のFX通貨は高くなります。
第二次世界大戦直後は、「固定相場制」で、1ドルは360円(円の内角に基づく)と固定されていましたが、
日本が経済的に強くなるにつれ「変動相場制」に移行し、円高が進行しました。
また、物の価格は重要で決まります。需要が高い商品は価格が上昇します。
また、ある国の商品が魅力的であれば、その商品を手に入れる為に、その国の通貨の需要も高まります。
そしてまた、ある国が魅力的な観光名所を保持していれば、そこを訪れたい海外からの観光客が
その国の通貨を必要とし、重要が高まります。経済力が強くなれば、株式市場も活発になり、株価も上昇します。
すると、海外からの投資家もその活発かつ上昇基調の株式に投資信託しようと、その国の需要が高まります。
逆に国力が弱まれば、その国の通貨の需要が下がり、価値も下がります。
FX相場を動かす要素(ファンダメンタル要素)は多岐にわたりますが、国力を示すと言う点でいえば要するに、
GDP(国内総生産)や景気、失業率や貿易収支などが挙げられます。これらの経済状況から判断して、
景況感が良ければFXの相場は上昇、悪ければ下落を導くという事になります。
また、通貨の値段の高い、安いには二国間の相対的な力関係にもよります。自国の景気が好調でも、
相手の景気がそれを上回れば、相手国の通貨の方が高くなります。
従って経済ニュース、主要国の経済指標、世界の要人の発言、国際情勢、天候(天災など)、
季節的特徴(例えば欧米であればクリスマス前後は薄商いになるなど)などに、注意して情報収集する事が
必要になります。自分が取引する外為通貨の国の政府のホームページなどで指標が発表される日時などを
チェックするのもいいでしょう。
ドル
米ドルは政治・経済の情報が入手しやすく材料が豊富でトレンドも読みやすく初心者向きです。 取引通貨量が最も多く、世界の3大基軸通貨の中のひとつ米ドルは、最も高い信用力を持っていますが国内、国外の政治や経済状況に左右されやすいのが特徴です。 また、ドル円相場の場合、ドルが買われやすい傾向にありますが、一たんドル安に向かうと一気に進みやすいという特徴もあります。 しかし、急激なドル安局面の場合、市場介入が行われやすく注意が必要となります。日本企業は多くの製品をドル建てで輸出しているので、ドル安が急速に進むと売上額も急速に減り、日本経済に悪影響を及ぼすからです。
ポンド
英ポンドの特徴としては、まず第一に高金利通貨であるということ。1989年には金利が最大15.625%をつけましたが、その後は基本的には下落基調です。 米ドルと相反関係の傾向があり英ポンド自体に材料が無いときはUSD、EUR、JPYを追う相場展開となる場合が多く散見されます。

元は中国経済の急速な発展により、ドルとの為替レートが実際の経済活動とかけ離れてきており、米国からは通貨政策の調整が求められている。2005年7月21日、人民元の2%切り上げが行われ、ドルが急落したように、今後も人民元の切り上げは為替相場に大きなインパクトを与えると予測されます。